小児看護専門看護としての専門性や経験が大切。コミュニケーションも!

小児看護専門看護師に必要なもの


より高い専門性

小児看護専門看護師は、この分野に関するあらゆる事項に対して、専門性の高い知識や技術を備えていることが必要です。実務経験を積み、修士課程を修了し、認定審査に合格して資格を得ており、その段階で多くのスキルを身に付けてくるのです。高い専門性があるからこそ、小児看護に関する看護職への指導や教育、研究活動を行ったりできるんですね。
しかし、家族や看護職など、大人と接することも多いのですが、やはり患者は子どもたち。子どもたちにとっては、看護師の専門性がどうこういう気持ちはないでしょう。むしろ、同じ目線の高さで話してくれて、信頼・安心できる看護師の方が専門性云々より大切なはずです。
相手は子どもということを忘れずに仕事をすることも、常に高い専門性の中に組み込んでおきたいことですね。

コミュニケーション能力

患者・家族・医師・看護師・他職種スタッフなど、仕事をする上で接する人が多い看護師。小児看護の現場でコミュニケーションが必要なのは、どのような時なのでしょうか?
最も重要なのは、子どもたちとの接し方。看護師に興味や親しみを持ってもらえれば、接しやすくなりますね。無理に症状を聞き出すよりも、まずは仲良くなるために歩み寄りましょう。そこから看護がスタートしますよ。また、家族から話を聞きだすのも大切なので、ここでもコミュニケーションが大切。子どもへの看護のため、家族の不安を取り除くために必要なスキルです。さらに、小児看護で対象とする子どもたちの年齢の幅広さ、大人以上に個人への配慮が必要なことなどから、看護職やスタッフ側でも情報交換などの連携が重要となります。
このように、さまざまな面で必要なコミュニケーション能力。人と接するときには、日頃から積極的にいくことが大切なんですね。

積み重ねていく経験

経験から得られる知識ほど、自分のためになるものはありません。しかし、こればかりは勉強しても、お金を出しても手に入るものでないですよね。
経験を重ねるには、小児看護の現場で活躍し続けるしかありません。忙しい業務をこなし、子どもたちと接する日常が、いつの間にか経験として身に付いていくもの。急変の対応で慌てたり、人付き合いが苦手な子どもと接するときなど、似た状況を体験していれば、それが役に立つのです。応用力が身に付いているとも言えますね。
実際に子どもたちと接すると、教科書や医学書には載っていない知識が得られるものです。私は、子どもたちの療養のため看護を提供しながらも、自分も看護師として成長させてもらっていると実感しています。

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